オートンイクシードの後打ちについて
- シーリングについて
安心感抜群!オートンイクシードについて
さいたま市、川口市で塗替えをお考えならナガモチ工房にご相談ください!
https://www.paint-nn.jp/
現在進行中の越谷市の現場状況です。
外壁サッシ廻り、ジョイントシール全てオートンイクシードで打ち替えです。
シーリングは先打ち?後打ち?賛否両論ありますが、ナガモチ工房ではシール材によって変えております。
先打ちの場合・・・変成シリコンやウレタンシールで比較的硬め(硬くなる)の材料の場合は先打ちをして塗装で仕上げます。メリットとしてはシール材を塗装で保護することにもなり、シール自体の持ちも良くなる。また、塗装することでサイディングとシールの色を同色で仕上げることが可能です。
後打ちの場合・・・イクシードのようなネオウレタンシールは塗装を先に仕上げて後打ちとします。シールが塗膜よりも柔らかい(硬くなりずらい)為、塗装で保護してしまうと経年で塗装表面が割れてしまうリスクがあるからです。
補足ですが、ネオウレタンシールは変成やウレタンシールよりも耐候性が格段に優れており、10年15年たっても防水機能が低下しません。
デメリットはサイディングとシールの色が微妙に変わってしまうことです。
もっともシールは防水材ですから、色の違い(見た目)よりも機能性を重視して選定した方が良いと思います。
今回はオートンイクシードだったので後打ち施工で提案させて頂きました。
①シール工事に先立ち浮いているサイディングを下地に固定します。※シールを打つ前に行う事がポイントです。
②既存シーリングを撤去して専用のプライマー(接着剤)を塗布します。
③材料はペール缶かカートリッジです。色替えや小分けして打つ場合はカートリッジタイプを選択します。
④目地の両端にマスキングテープを貼りシール材を充てんしていきます。
⑤打設後はゴムべらでならし、マスキングテープを撤去して終了~
↑施工後写真です。外壁色にかなり近い色を選定しましたが、外壁色に線として挟まれている為、どうしても色の違いが気になります。
実際お客様からのご指摘もありましたが、機能性(防水性)重視ということでご納得して頂きました。
全体写真がこちら↓
全体的に見ればシールの色なんてそんなに気にならないですよね?(もちろん感覚なので個人差はありますが)
まとめ・・・シール材は耐候性、防水性など機能性を重視して選択された方がよいです。
また、後打ちの場合は色の違いが若干気になると思いますが、シール=防水材と割り切って見れたそんなに気にならないと思います。
余談ですが増し打ちか、打ち替えかという議論もよく聞きますが絶対に打ち替えをおすすめ致します。
増し打ちだとせっかく新しく打ったシール材の厚みが確保できない為、防水機能を期待できないからです。(厚みが5mm以上確保できればOK)
確かに増し打ちはコストを安く抑えられますが古く劣化したシールをそのままに上からシールを被せるのもどこか気持ち悪いですよね?
古くなったシールは撤去しましょう。新しいシールは厚みをつけて打ちましょう!!
今日はシーリングについてお話させて頂きました。
ではではこの辺で~
弊社では屋根工事、外壁塗装工事のみならず、外構工事や内装工事も承っておりますので、お気軽にご相談ください!