トップライトの雨漏り修繕?!
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トップライト(天窓)から雨漏り?
トップライトは明るくて日中は電気いらず。可動式なら換気までできて
いい事ずくし。
憧れちゃう~!
が、しかし!メリットがあればデメリットも存在します。
デメリット、、、それは言わずと知れた雨仕舞の悪さ!
雨漏りが多い事、多い事。
今回は可動式のトップライトの修繕方法についての3つの提案と
実際の施工を合わせてご紹介したいと思います。('ω')ノ
まずは現況。
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通常の雨では大丈夫なのですが、台風など強風を伴う場合に雨漏りが発生!!(T_T)
放水検査で、すぐに原因は特定できました。
よくある輸入の天窓ですが、それは構造的な問題でした。
原因は3か所 ①~③
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▼その①
可動部のサッシにパッキンがついていないため、下から吹き上げる雨は簡単に入ってしまう。
▼その②
折れ曲がる部分の掛かり代が少なすぎるし、こちらもパッキンがない。
▼その③下から
その③横から
木のENDに何の処理もされておらず、露出してます。
木材なのでジワリジワリと水を吸っているのが見てわかりますよね?
これでは内装材まで雨水が回っている可能性ありですね。
以上の原因から、修繕方法としてA、B、Cと3つの提案を致しました。
▼プランA
可動(換気)と採光をなくし、板金で完全に覆ってしまう。
暗くなりますが、これなら完全に浸水は致しません。( `ー´)ノ 暗いが安全
▼プランB
可動をなくし、ガラスをある程度残す提案。
換気はできなくなりますが、明るさはある程度維持。
しかし定期的にガラス廻りのシールを打ち換える必要あり。( `ー´)ノ メンテに留意
▼プランC
換気を優先とし、多少の雨は覚悟の提案。( `ー´)ノ 折衷案
原因部に板金加工を施し、現状よりも雨水を入りづらくする。(①と③に板金加工施工)
②は可動部なので対策できず。
このお宅は3階建て。
お施主さんは3階にこもる熱を放出させるためによく換気をするそうで、
多少の雨は覚悟で換気優先のプランCで決定しました!!
台風時の雨漏りを承諾した上でのご判断でした。('ω')ノ
確かに。換気は重要ですものね。
▼コチラは実際の施工です( `ー´)ノ
頭の部分にGL鋼鈑で折った板金を被せます。
その際、ガラスに掛かる部分をL形に谷折りし、極力雨が入らないように致しました。
▼捨てシールも忘れずに。
頭の部分は完了です!
▼続いて下の方。
木が露出している部分の処理です。
板金を被せる部分に捨てシールを施し
▼寸法に合わせて折った板金を被せます。
▼取り付けた板金廻りにもシーリングを施します。
バッチリです!('ω')ノ
これで下から水を吸い上げることはないですね。
▼完了写真
全部で4か所の修繕を行いました。
屋根の塗装も同時に行い、きれいになりました!!('◇')ゞ
今回は多少の雨漏り覚悟に通風と採光を優先する折衷案で修繕致しました。
これらのトップライト。問題は山積ですが、ホント雨漏りには困ってしまいますよね!!
特に屋根についてるトップライトは簡単に触れる場所ではないので、外装工事のタイミングで
点検補修をしっかり行うことをおすすめ致します。( `ー´)ノ
また、新築をご希望でトップライトを検討されている方は、メリットだけでなくデメリットも
勘案した上でよーく検討して頂きたいと思います。
採光のみのFIX形状でも、屋根との取り合いしかり、雨仕舞は決して良いとは言えませんので。('ω')ノ
とはいえ、
トップライトを有し、築20年、、30年経っても雨漏れしない家が数えきれない程あるのも事実!
そんな施主さんから見れば、デメリットなんてなんのその。
こんなに明るくて経済的な窓はないですよ~って胸を張ってお勧めするでしょうね!笑
なので必ずしもNGとは言いませんが、リスクも考慮した上で検討して頂きたいと思います。
すでに天窓がついているお家はこれらを踏まえた点検及び改修が必要ですね。('ω')ノ
現地調査、工事提案までは無料で行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
▼今回ご紹介した施工事例はこちら。
川口市 築30年 デザイナーズ住宅の雨漏り修繕+屋根・外壁シリコン塗装!
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