屋上の陸屋根から漏水?
- 防水工事について
屋上の陸屋根から漏水?
屋上が陸屋根(ロクヤネ)になっている住まい手さんも少なくないのでは?
個人的な意見ですが、鉄骨造やRC造ならともかく木造で特に大きい面積の陸屋根は
強度的にキケンですね、、、
今回ご紹介するお施主様はそういったケースのお宅でした。
築28年、木造3Fの屋上からの漏水。。。(T_T)
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漏水のあった和室上部には排水ドレンがありその廻りの排水溝がフカフカしていて、
明らかにそこが原因だとわかりました。
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工事に先立ち昇降足場を設置。原因を追究し、施工計画を立ててすぐに取り掛かります。
漏水原因箇所をはがすとこんな事に( ゚Д゚)オーノー
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さ~て、どうやって直そうか。(色々な方法を模索し悩みました)
排水口やその周辺の平場・立ち上がりは傷んでない様子だったので
①フカフカしている所に合板を増し張りし
②その部分に防水を施す
③そして、雨水の入り口であるパラペット付近を重点的に防水する計画としました。( `ー´)ノよし!
①合板増し張り
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立上りの下地が傷んでいる場所があったのでそこも増し張り
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②続いて増し張りした合板にゴムシート防水を施します( `ー´)ノ
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端部をフラットバーで押さえます
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各所にシーリングを充填します。
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これで防水はバッチリ!!GOOD!
あとは全体的に高圧洗浄をかけ、トップコートを塗装して完了~!
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これで雨漏りから解放です。
が、しかし。
冒頭に戻りますが、木造の陸屋根でこれだけの面積はやっぱり無理があります。
ゴムシート防水なので、伸び縮みする分、地震などにはある程度強いですが。
新築時、見た目はともかく勾配屋根をかけて欲しかった。。。ㇵの字なら揺れにも風にも強いですから。('ω')ノ
お客さんには悪い部分の防水処理をしたので、当面は大丈夫ですよ。っといった事と合わせて
その辺りの構造的なリスクをしっかりと説明し、納得して頂きました。(とても大事な事!)
今回のような事例は雨漏りが発生しないとわからないケースが多いです。
気が付いたら大分進行していた、、、、なんてこともよくある事で。
事前にわかってれば苦労しない!っていうのはまさに人間の身体と同じですね!
なので、定期健診は非常に大事です!早期発見にもつながります!
現地調査、工事提案までは無料で行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。('ω')ノ
▼今回ご紹介した施工事例はこちら。
さいたま市 築28年、屋上からの雨漏り!脆弱部下地補強・新規シート防水施工&トップコート塗装&シーリング処理!!
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